中国で、イタリア医師が「頭部移植を行った」とのニュースが以前にありました。
その後、手術は成功(?)したが、非常に残念なことに患者さんは他界されたと聞きました(実際にはご遺体の頭部と、他のご遺体の身体の移植手術だったとの報道もあります)。
現在の医療では自分の脊髄であっても一度大きな損傷を負うと完全には戻りません。ましてや離断となるとその髄節以下の神経領域は完全麻痺になる状態は変わりません。
頭部移植手術でもし、その後生存できたとしても運動能力は回復しなかったでしょう(この医師は接続部に使用する新素材が期待できるとしています)。
しかし、再生医療、ブレインマシンインターフェイスなどのディバイスが高度に発展した未来では選択肢になるのでしょうか?
リハビリテーション医療、理学療法士、作業療法士なども活躍の場がありそうです。
そうはいってもやはり、技術的にも、倫理的にも他人の身体を完全に移植するのは難しいでしょう。
自分の完全クローンを作って、、、現在の倫理観からみると怖い話です。
:世界初・人間の「頭部移植手術」成功、その後…!頭部切断後に躰は動くのか? http://tocana.jp/2018/02/post_15929_entry.html @DailyTocanaから
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