背もたれ有り座りで 1.04±.11 MET、背もたれ無し座位で, 立位で1.31±.25MET, 車いす駆動で1.91±.42MET, 歩行で2.52±.55METであったとのこと。
Arch Phys Med Rehabil. 2016 Feb;97(2):232-7. doi:
10.1016/j.apmr.2015.09.006. Epub 2015 Nov 4.
Characterizing
Energy Expenditure During Sedentary Behavior After Stroke.
脳卒中後の座りがちな行動のエネルギー消費特徴
Verschuren O, de Haan F, Mead G, Fengler B, Visser-Meily A.
Abstract
OBJECTIVES:
コントロールされた研究室の条件下で、脳卒中患者の座りがち行動に近い動作(臥位、背もたれ有り座位、背もたれ無し座位、立位、車いす駆動、歩行)のエネルギー消費を測定し計測した。そして、それを座りがちな行動と定義した1.5metabolic
equivalent task (MET)のエネルギー消費とそれらを比較した。
DESIGN:
Cross-sectional cohort study. 横断コホート研究
SETTING:
Rehabilitation institutions.
PARTICIPANTS:
People with stroke (N=27; mean age, 61.0±11.7y), categorized at
Functional Ambulation Categories (FAC) 0 to 5.
INTERVENTIONS:
Not applicable.
MAIN OUTCOME MEASURES:
(間接的な熱量測定法を用いて測定した)エネルギー消費はMETsで表した。すべての参加者で記録は計算され、それぞれの活動(臥位、背もたれ有り座位、背もたれ無し座位、立位、車いす駆動、歩行)で平均化した。全体と、FACで分類化して計算した。
RESULTS:
全体では背もたれ有り座位で 1.04±.11 背もたれ無し座位で, 立位で1.31±.25, 車いす駆動で1.91±.42, 歩行で2.52±.55。FACで分類化した脳卒中患者のすべての活動のうち車いす駆動または歩行が1.5METsを超えていた。
CONCLUSIONS:
典型的な座りがち行動(例えば座位)のエネルギー消費は1.0MET付近にある。座位や立位の間のエネルギー消費はFACで分類した患者FAC 0 (の立位で1.6 MET)を除くすべてで1.5 MET 以下であった。車いす駆動と歩行は軽い活動としてぶんるいすることができる (≥1.5 MET).
KEYWORDS:
Health; Rehabilitation; Sedentary lifestyle; Stroke